人事異動

仕事のこと

最近、会社が騒がしい。

長いことほったらかしにしてた人手不足をどうにか

するために、人事異動で人が動きまくっています。

新しい社員を増やすのではなく、一番忙しい部署に

何人か移動させようということらしい。

 

人手不足を放置したまま、疲弊しまくった現場は死ぬ

ほど忙しい年末に突入し、結果、現場責任者が辞める

という最悪の状況になってしまい、やっと重い腰を

あげたようです。

 

けど何となくですが、その場しのぎで社員をあっち

からこっち、こっちからあっちに動かしてるだけの

ようにも見えるし、若い社員さんが少ないので、

どうしてもフレッシュな感じがしない。

 

現場はある意味肉体労働なので、求める人材は体力が

あって、すぐに即戦力になるような若者です。

なのにその若者が全く続かない。

 

私たち昭和世代はそういう若者を見ると、今の若い子は

考えが甘いとか根性がないとか思いがちですが、私は

その考えこそが大きな間違いやと思います。

若い子が生き生きと働ける労働環境を作らないと、

その会社に未来はない。

 

そういう意味では、忙しかろうがしんどかろうがきつ

かろうが、文句言いながらもその状況を受け入れて

やってしまう私たちのような昭和世代の人間が一番

変わらないとダメですよね。

人手不足であろうと何だろうと、責任感から頑張るの

はいいことなのかもしれんけど、自分を犠牲にしてま

で働くことを今の若い人に押し付けるのは違うと思う。

 

今どき、若い人が会社のために尽くすなんて発想はな

と思うし、逆にそんなこと私たち世代も教えるべき

じゃない。

大きなストレスも受け入れて気合でやり抜くような

働き方は私たち昭和世代で終わり。

 

そんなの会社員として失格というような会社は、

この先優秀な人材など集まってこないやろうから

とっとと潰れてなくなるやろうし…

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