人は悲しいから泣くのか、泣くから悲しいのか…
感情が先か行動が先かって話やけど、心理学の世界
ではどちらが先か論争があるようですが、恐らく
多くの人は悲しいから泣く(感情が先)って方が
しっくりくるんじゃないでしょうか。
悲しいから泣く。
楽しいから笑う。
何かしら見たり聞いたりした刺激が感情をひきおこ
し、泣いたり笑ったりする。
人間は感情で動く生き物やし、こっちの理屈の方が
納得できる。
けど、泣くから悲しい(行動が先)っていうのも
理解できる。
泣くから感情(悲しみ)が引き起こされるっていう
のが正しいのかな。
意味も分からず涙を流してることないですか?
泣いてる自分を認識して私は今悲しいんやって…
自分でも気づかなかった感情なのか、どこかに隠し
てしまった感情なのか、泣くことで悲しいっていう
感情が引き起こされて、泣いてるとどんどん悲しみ
が増幅して…
こういう時って、「泣くから悲しい」っていう方
がしっくりくる。
根底には涙を流すほどの悲しい感情があって泣いて
る訳やから、そうするとこれもやっぱり感情が先に
なるのかな?
感情を押し殺して、泣いたり笑ったりがあたりまえ
のようにできなくなった今
「悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのだ」
が理解できた気がする。