親友の定義

独り言

親友って本当につくれるものなんでしょうか?

特に、女の友情なんて存在しないという人もいます

が、これって永遠のテーマですよね。

 

私には親友と呼べる人はいません。なので、私を

親友だと言ってくれる人もこの世には存在しないと

いうことです。

 

お茶を飲んだり、食事に行ったり、日ごろの愚痴を

言い合う程度の友達と呼べる人もいましたが、2年前

にあることが原因で絶縁しました。

なので親友どころか、友達と呼べる人もいない完全な

ボッチです。

 

こんな私ですが、高校を卒業して、ひょんな事から

凄く仲良くなった女友達がいました。

音楽の趣味がよく似ていた私達は凄く気が合い、

自然に仲良くなりました。

互いに好きなアーティストのCDを交換したり、一緒

にコンサートに行ったり、カラオケに行ったり…

当時は毎日のように一緒の時間を過ごしました。

何よりも彼女の真っ直ぐで嘘のつけない性格が大好

きでした。

ストレートにズバズバと物言う所はありましたが、

私と一緒になって泣いてくれたり、怒ってくれたり、

お腹がよじれるほど笑いあったり、彼女といると凄く

楽しかった。

 

お互いの弱点や欠点をさらけだせるからこそ、本気

ケンカしたこともありました。

言いたい放題、何でも言い合える友達。

彼女はどう思っていたのか聞いたことがないので分か

りませんが、私の中では唯一親友と呼べる人でした。

 

だけどそんな関係も、私が結婚し、子供ができた頃か

大きく変わり始めました。

元々、繊細で傷つきやすい性格だった彼女は、常に

自分内側にある問題に悩んでいました。

八つ当たりして家にある物をよく壊してました。

物にぶつけてるうちは良かったのですが、だんだん

自分自身を制御できなくなって、大切な人を言葉で

傷つけたり、その後自己嫌悪に陥って自分自身を

傷つけるようになりました。

私も例外ではありませんでした。

 

信じられない暴言を吐くようになった彼女に対して

私は恐怖さえ感じるようになりました。

彼女といると私の人生まで壊されるような気さえ

しました。

私は自分の幸せが大事だった。

家族が何より大切だった。

そして…

 

受け止めきれなくなった私は彼女から逃げました。

親友なら、何があっても受け止めてあげるべきだっ

たのかもしれません。

だけど私にはそれができませんでした。。

 

彼女と縁を切った後、他人と関わりあうことを意識

して控えるようになりました。

たとえ仲良くなっても、自分の人生には深く関わら

せない。

自分も関わらない。

 

親友の定義って、夫婦の関係と似てるような気がします。

お互いを理解し、信頼しあって何でも話せる関係。

そんな人と巡り会うのは奇跡に近いですよね。

私が死んだとき弔辞を読んでくれる友達は、今のとこ

ろ見当たりません。

それを考えるとふと寂しくなりますけどね…

 

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