私たちアラフォー世代の大阪人にとって、松本人志は
神だ。
大阪では夕方4時に町から人が消えると言われた番組、
≪4時ですよーだ≫でダウンタウンが爆発的人気になった
時、もうすでにみんな感じてた。
漫才や吉本新喜劇で育った私たちにとって、ダウンタ
ウンの笑いはそれとは全く質が違う。
今までに体験したことのない笑い。
その笑いの創造主が松本人志だ。
当時中高生だった素人の私たちでさえ、松ちゃんが
ただの面白い芸人でないと感じてた。
とにかく松ちゃんの存在感はえぐかった。
松ちゃんには圧倒的なカリスマ性があった。
お笑い芸人初のカリスマ性。
笑いでカリスマ的支配をされてしまうと、中高生な
どひとたまりもない。
松ちゃんにひざまずくしかない。
おお神よ!笑いの創造主よ!
もっと笑いを!もっと笑いを~!
ってな感じ?(笑)
その笑いの神様(松ちゃん)を隣の人間(浜ちゃん)
が頭しばいてつっこみまくるんやから、当時の私も
そうやけど、そりゃあみんなダウンタウンに熱狂する
よね。
なにせ、ダウンタウンを見るためだけに家に真っ直ぐ
帰ってたんやから。
そういう意味では当時のダウンタウンは青少年育成
にも一役買ってた(笑)
その≪4時ですよーだ≫で、松ちゃんが松茸の被り物
して、誰かが何か言うたびに松茸の松ちゃんが振り
返って「まったけー!」って叫ぶだけのコーナーが
あったんやけど、これが面白すぎて笑いすぎて息すん
の忘れて危うく死にそうになったことがある。
「松ちゃんマジ殺す気か!」
とテレビに本気で突っ込んだのを覚えてる。
もしかして松本人志は、笑いで人を殺す伝説の
お笑い芸人なのかもしれない…
恐ろしや…(笑)